ロレックス 16610(サブマリーナー デイト)とは|特徴・現行126610LNとの違い・中古相場

ロレックス 16610(サブマリーナー デイト)は、1988年から2010年まで20年以上作られた、アルミベゼルの黒サブマリーナー デイトです。「今の126610LNと何が違うの?」「手放すならいくらくらいが目安?」と迷っている人に向けて、この記事では次の3つが分かります。
- 16610がいつ作られ、何が「最後のアルミベゼル」なのか
- 2026年10月14日時点で、自社が集めている買取価格の目安(各社の掲載価格)がどのくらいか(金額は日付つきで書きます)
- 現行126610LNとのサイズ・ムーブメント・ベゼルの違い
手放すか迷っている人は「買取価格の目安」の節へ、これから探す人は「選ぶときに見るべき3点」の節へ進んでください。
ロレックス 16610とは?1988年から2010年まで作られた黒サブマリーナー デイト
16610は、ステンレスケースに黒いベゼルと黒い文字盤を組み合わせた、40mmのサブマリーナー デイトです。生産期間は1988年〜2010年。先代の16800から切り替わり、後継は2010年に登場したセラミックベゼルの116610LNです。
主な仕様は次のとおりです(自社の型番ファクトシートで確認した内容)。
| 項目 | 16610 |
|---|---|
| 生産期間 | 1988年〜2010年 |
| ケース径 | 40mm |
| ベゼル | アルミ製インサート |
| ムーブメント | Cal.3135(パワーリザーブ約48時間) |
| 風防 | サファイアクリスタル |
| 防水 | 300m |
「いつ買っても同じ16610」ではなく、20年の間に細部が少しずつ変わっているのが、この型番のおもしろいところです。
16610の買取価格の目安|2026年10月14日時点の実測と、現行126610LNとの差
ここからは自社が毎日集めている、各社の買取価格の目安(掲載価格)の数字です。中古の販売価格ではありません。2026年10月14日時点、掲載のあった3社の16610(ブラック)の掲載価格は次のとおりでした。
| 掲載元 | 掲載価格 |
|---|---|
| ginza-rasin | 160万円 |
| yukizaki | 149万円 |
| premiervalue | 120万円 |
3社をまたぐと、最も低い掲載価格と最も高い掲載価格で40万円の幅があります。一方、2020年からの現行モデル126610LNは同じ日付で6社の掲載があり、掲載価格は190万円〜256万円、定価は168万3,000円(自社データ)でした。
| 16610 | 現行126610LN | |
|---|---|---|
| 掲載社数(10/14) | 3社 | 6社 |
| 掲載価格の範囲 | 120万〜160万円 | 190万〜256万円 |
| 定価 | 廃番のため設定なし | 168万3,000円 |
16610は廃番で個体の状態の差が大きく、掲載する社数も少なめです。数字は「この日にこの範囲の掲載があった」という実測で、同じ状態の個体がこの金額で必ず売れる・買えるという意味ではありません。また、自社には中古の販売価格のデータは無いので、この数字で中古を買える金額の目安にはなりません。
最新の価格は変わるので、型番を公式LINEに送ると、当サイトが集めている第三者の買取店の掲載データから、その時点の目安が返ってきます。
👉 サブマリーナー 買取価格|124060・126610LN・126610LVの買取相場ロレックス サブマリーナー 買取価格|124060・126610LN・126610LVの買取相場と、手放して次の1本へ進む判断材料【持っている人へ】手放す前に確認したいこと
16610を持っていて手放すか迷っている人は、まず次の3つを確認してください。
- 保証書(国際保証書)が時計の番号と合っているか
- 文字盤・針の状態(夜光の色や、リング刻印の有無)
- 外装を磨いたことがあるか(ケースの角が丸くなっていないか)
廃番の16610は、同じ型番でも状態で買取の評価が分かれます。1社だけで決めず、複数の窓口で比較するのが基本です。窓口の違いは、買取窓口の選び方の記事にまとめています。保証書が合わない場合の考え方は保証書の確認も参考にしてください。
売るかどうかの判断材料として使ってもらうためのページで、ロレヨメが査定や買取をするわけではありません。実際の買取額は、各社の査定で確定します。
16610が「最後のアルミベゼルのサブマリーナー デイト」と言われる理由
5桁型番のサブマリーナー デイトは、ベゼルのインサート(回転する縁の黒い部分)がアルミ製です。16610はその最後の世代とされています。2010年の116610LNから、ベゼルは傷に強いセラミック(セラクロム)に変わりました。
アルミベゼルは、使い込むうちに色味が変わっていくことがあります。その変化を「味」として好む人が一定数いる一方、きれいな黒を求めるなら、現行のセラミックのほうが安心です。
年代で変わる細部:夜光・ルーレット刻印の見分け方
20年間の生産の中で、見た目が変わるポイントがあります。個体を見るとき、ここを知っているかどうかで見方が変わります。
| 変化点 | 内容 | 注意 |
|---|---|---|
| 夜光 | 当初はトリチウム。1990年代後半〜2000年前後にルミノバ/スーパールミノバへ | 切り替え時期は資料によって表現に幅がある |
| ルーレット刻印 | 2000年代後半、文字盤外周のリングにROLEXの刻印が入った個体が登場 | 導入時期は「2006年のZ番後半から」「2007年」と資料により1年ずれる |
どの個体がどの仕様かは、シリアル番号と実物の文字盤で確認するのが確実です。販売店や買取店の説明だけで決めず、写真や実物で夜光の色を見比べてください。
現行126610LNとの違い:サイズ・ムーブメント・ベゼル
16610の後ろには、116610LN(2010〜2020年)、さらに現行の126610LN(2020年〜)が続きます。16610と現行を比べると、次の違いがあります。
| 項目 | 16610 | 現行126610LN |
|---|---|---|
| ケース径 | 40mm | 41mm |
| ベゼル | アルミ | セラミック(セラクロム) |
| ムーブメント | Cal.3135(約48時間) | Cal.3235(約70時間) |
| 防水 | 300m | 300m |
| 生産 | 1988年〜2010年(廃番) | 2020年〜(現行) |
126610LNはケース径が41mmになりましたが、ラグ(ベルトを付ける突起)が細く絞られているため、着けたときの大きさの差は先代と1mm未満とされています。つまり「数字ほど大きく見えない」のが現行の特徴です。

現行は2020年のサブマリーナー刷新で登場しました。パワーリザーブが約70時間に伸び、ブレスレットにはグライドロック延長機構が付いています。実用面だけで選ぶなら現行、アルミベゼルと細身のラグの雰囲気を選ぶなら16610、という分かれ方です。
【探している人へ】16610を選ぶときに見るべき3点
これから16610を探すなら、次の3点を先に決めておくと失敗が減ります。なお、この記事の金額は買取価格の目安なので、購入の予算は、実際に探す販売店の表示価格で確かめてください。
- ベゼルの状態:アルミの色味の変化は個体差が大きい。写真だけでなく、光に当てた色味も確認する
- 文字盤の仕様:夜光(トリチウム/ルミノバ)とリング刻印の有無を、自分の好みで決める
- 外装の研磨歴:磨きすぎてケースの角が丸いと印象が変わる。ラグの形を正面から見る
価格は、仕様の希少さより「状態」で動くことが多いです。気に入った個体が出たら、同じ条件の別個体も見て、納得してから決めてください。
廃番の16610は個体ごとの状態の差が大きいので、複数の販売店の写真を見比べてから決めると、買ったあとの後悔が減ります。
16610LV(カーミット)との関係
ややこしいのが、16610と並んで語られる「16610LV」です。LVはフランス語のLunette Verte(緑のベゼル)の略で、2003年のサブマリーナー誕生50周年を記念して登場しました。グリーンのアルミベゼルに黒文字盤の組み合わせで、2010年まで作られています。
日本では、この16610LVが「カーミット」の通称で呼ばれます。現行の126610LVは別の呼び名(スターバックス)で呼ばれることが多く、買取店や販売店の説明でも呼称が揺れる場合があります。型番を確認して、どの世代の話かをそろえて見てください。
| 型番 | ベゼル | 生産期間 | 文字盤 |
|---|---|---|---|
| 16610 | 黒のアルミ | 1988年〜2010年 | 黒 |
| 16610LV | 緑のアルミ | 2003年〜2010年 | 黒 |
| 126610LN | 黒のセラミック | 2020年〜 | 黒 |
| 126610LV | 緑のセラミック | 2020年〜 | 黒 |
緑の人気や相場の動きは、サブマリーナーのリセールランキングで見られます。この記事の16610(黒)とは別のモデルです。
16610についてよくある質問
Q. 16610は今でも買えますか? 廃番なので、新品の定価では買えません。中古店や通販で探す形になります。
Q. 16610と116610LNは何が違いますか? ベゼルがアルミからセラミックに変わったのが大きな違いです。ムーブメントは同じCal.3135です。
Q. 16610のオーバーホールや修理はできますか? できるかどうかは時計の状態や部品の在庫で変わります。正規店や修理店に、型番とシリアルを伝えて相談してください。
16610と他のロレックスを比べる:どれを選ぶ?
同じ「古いスポーツロレックス」でも、型番ごとに雰囲気が違います。
- 16610:デイト付き・アルミベゼルの定番。40mm
- 5513:ノンデイトのヴィンテージ。27年作られた息の長いモデル
- シードゥエラー 16600:同じ5桁型番世代の、1,220m防水のモデル
日付が見える実用性と、アルミベゼルの経年変化の両方がほしいなら、16610が候補に入ります。逆に、新品に近い状態で長く使いたいなら、現行のセラミックのほうが向いています。
👉 ロレックス プロフェッショナルモデル リセールランキング【2026年9月最新版】ロレックス プロフェッショナルモデル リセールランキング【2026年9月最新版】まとめ:16610は「状態で選ぶ」アルミベゼルの定番
- 16610は1988〜2010年に作られた、アルミベゼル最後のサブマリーナー デイト
- 現行126610LNとは、41mm化・セラミックベゼル・Cal.3235(約70時間)が大きな違い
- 2026年10月14日の買取価格の目安(掲載価格)は、16610が120万〜160万円、現行126610LNが190万〜256万円。状態で幅が大きい
次の一歩として、手元の16610の型番を公式LINEに送って、買取価格の目安を確かめてみてください。
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