【廃番モデル図鑑】エクスプローラーII Ref.16570——"ポーラー"文字盤と赤い24時間針、現行モデルとの違い

"ポーラー"文字盤と赤い24時間針、あの頃のエクスプローラーII
エクスプローラーII Ref.16570は、1989年から2011年まで生産された、いわば「三代目」のエクスプローラーII。中でも文字盤が白の個体は「ポーラー」の愛称で呼ばれ、24時間針が赤色に塗られているのが特徴です。今の現行モデルとは何が違い、相場はどう動いているのか。持っている人・探している人、両方の視点で整理します。
Ref.16570ってどんな時計?
- 生産期間:1989年〜2011年(後継のRef.216570へバトンタッチ)
- 文字盤:ブラックとホワイト(ポーラー)の2色展開
- ベゼル:固定式で回転しない。ベゼル自体は回らず、24時間針だけを単独で動かして2つ目のタイムゾーンを読む、というのがエクスプローラーIIシリーズ共通の考え方です
- ポーラーの由来:白文字盤+赤い24時間針の組み合わせが、極地探検のイメージと重なることから付いた愛称。人気の高さから中古市場でも指名買いされやすい個体です
現行モデルとの決定的な違い——実は「二段階」の進化がある
ここで整理しておきたいのが、エクスプローラーIIの世代です。Ref.16570のあとを継いだのはRef.216570(2011年〜)でしたが、このRef.216570もすでに生産を終えており、現行モデルはさらにその後継となるRef.226570です。
| Ref.16570(今回の主役) | Ref.216570(先代・生産終了) | Ref.226570(現行) | |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 三代目 | 四代目 | 五代目(現行) |
| ベゼル | 固定式・24時間目盛り入り | 固定式・24時間目盛り入り | 固定式・24時間目盛り入り |
| 素材 | ステンレススチール | ステンレススチール | ステンレススチール |
| 参考価格 | 生産終了につき中古市場の実勢価格のみ | 生産終了につき中古市場の実勢価格のみ | 定価1,576,300円(当サイトDB) |

24時間目盛り入りの固定ベゼルという構成自体はRef.16570から現行まで一貫していますが、現行のRef.226570はダイヤルのレイアウトがより視認性重視に整理されています。Ref.16570の丸みのあるケースやシンプルな文字盤と見比べると、同じ「エクスプローラーII」でも印象がかなり違うのが分かるはずです。
今の相場はどう動いているか
Ref.16570の相場は、文字盤の色や個体差によって幅があります。当サイトが2026年9月時点で確認した実勢価格を見ると、ホワイト(ポーラー)文字盤の個体がブラック文字盤よりやや高値で取引される傾向が見られますが、これは絶対的なプレミアというより在庫状況にも左右される部分です。また、ブラック文字盤を指名して探す人も一定数おり、白だけが選ばれているわけではありません。買取・購入どちらを検討する場合も、白だけに絞らず両方の相場を見比べることをおすすめします。
【持っている人へ】買取を考えるときに知っておきたいこと
生産終了から10年以上が経ち、状態の良い個体は今後も一定の需要が見込まれます。ただし相場は市況で変動するため、断定的な金額は避け、査定時点での実勢を確認するのが基本です。
【探している人へ】中古で見るべき3つのポイント
- 文字盤の状態:白(ポーラー)文字盤は経年で黄ばみが出やすい個体もあるため、色ムラを実物で確認する
- 24時間針の色:赤の発色は個体によって差が出やすい部分。写真だけで判断せず実物を見たい
- ベゼルの傷・摩耗:固定式ベゼルは着用歴が長い個体ほど傷が目立ちやすいため、全体のコンディションと合わせてチェックする
まとめ
- Ref.16570は1989〜2011年生産。現行はRef.226570で、間にRef.216570(生産終了)を挟む「二段階進化」がポイント
- 白(ポーラー)・黒どちらの文字盤にも根強い人気があり、検索需要も両方に存在する
- 相場は個体差・在庫状況で変動するため、断定的な金額よりも実勢確認を優先する
- 次の一歩:手放すか迷っているなら買取相場の確認から、探しているなら在庫状況のチェックから始めてみてください
👉 GMTマスター Ref.1675——なぜ今、二本針のGMTが見直されているのか【廃番モデル図鑑】GMTマスター Ref.1675——なぜ今、二本針のGMTが見直されているのか
👉 デイトジャストとは?歴史・相場を徹底解説【初心者向け完全版】ロレックス デイトジャストとは?歴史・ブレスの違い・相場と世間の評価を徹底解説ロレックスと、どうしたいですか
広告
正規店で買えない・待たずに手に入れたい
GINZA RASIN は銀座にロレックス専門店を構える高級時計専門店で、在庫は常時1,300本以上。 中古は自社工房で仕上げ直したうえ長期保証が付きます。
GINZA RASINで在庫を見る ↗PR)このセクションのリンクには広告が含まれます。
おすすめ記事
NEWコラムNEW【週次まとめ】今週(9/14〜9/20)に公開した記事と、来週の予定ロレ男とヨメッチのロレックス奮闘記、2026年9月14日〜20日に公開した記事を、廃番モデル図鑑・正規店巡り・モデル選び・新作情報・お金の話というジャンル別に、実際の内容だけをもとに振り返ります。来週公開予定の現行モデル選定ガイドも紹介。
NEWモデル解説NEW【廃番モデル図鑑】サブマリーナー Ref.5513——長寿モデルが体現する「変わらない」デザインの強さ約27年という異例の長期生産を誇るノンデイト・サブマリーナー、ロレックス5513を解説。現行Ref.124060とのムーブメントやベゼル素材の違い、年代によるバリエーションの見極め方まで整理します。
NEWマラソン攻略NEWロレックス正規店、土日の開店直後は激戦?狙い目は夕方だった土曜の開店直後に二子玉川店を実訪問し、6〜7人待ち・約1時間という現実を体感。銀座・東京駅・六本木で感じた夕食どきの狙い目、六本木店だけの整理券システムと待ち時間の過ごし方、遅い時間帯の入店リスクまで実体験ベースで整理しました。